片付けられない心の闇【貢ぐ心理】

片付けられない心の闇【貢ぐ心理】
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「片づけられない心の闇」という事で、「片づけられない心理に潜む闇」の部分についてお話いたします。

「片づけられない心の原因は5つに分けることが出来る」と私は考え、皆さんにお伝えしています。

今日はその5つの中の、3つの心理が組み合わさった、闇と言える心の状態についてのお話をしたいと思います。

まず先に「片づけられない5つの心理」を簡単に説明しておきますね。

【片付けられない5つの心理】

1 知らない 

片づけの良さを知らない

2 共感

モノに気持ちを重ねて捨てられない

3 依存

誰かにやってほしい

4 楽しくない

楽しくないからやりたくない

5 メリット

片づけられない事によるメリットがある

というものです。

文章の最後に詳しく説明した動画のリンクを載せておきますので、ぜひそちらもご覧になってみてください。

では、今日はこの中の

2共感3依存5メリットという3つが組み合わさった、片づけに関わる行動心理、についてお話しようと思います。

それは、他人優先 という心理です。

「他人優先」と聞きますと、一見優しく美しい良い心理状態だと思われる方も多いと思いますが、深く探ってみますと、実はそうではない、真逆でとても自己中心的で未熟な心が大元にある、というケースもあるんです。

それは、とても強い依存心が元になっているケースです。

例えば、恋人の世話を必要以上に焼いている、などという場合、このような心理状態である可能性があります。

ダメンズと呼ばれるような男性と付き合って、自分の部屋はそっちのけで、彼氏の部屋の掃除をしているケース。

家事の分担をせず、何故か彼女だけが、彼氏の為に甲斐甲斐しく家事をやり、金銭的にも多くを負担している。

貢いでいる、なんて言われる状態のケースもあります。

まるで母親のように面倒を見ているけれど、何故か彼女は下手に出ていたり、彼氏の方が威張っていたりする事もあります。

このようなケースの女性の心理の、可能性の1つは、

とても依存心が強い、という事です。

一見、自分より人を優先する事の出来る、しっかり自立した人、という印象を受けるかもしれませんが、大元にとても大きな依存心があります。

社会人としてしっかり働いている自分がいる一方で、抑えている心、自分でも気付いていない心の奥の部分に、大きな依存心、人にやって欲しい、という気持ちがあります。

依存心が大きければ大きいほど、「やって欲しい」「やってもらって当然」「もっとやれ」と思う心理があります。

だからこそ、自分は「やってあげて当然」と思うのです。

それが相手を大切にしている証拠、だと思います。

人は、大切な相手には、自分がして欲しい事をしてあげようと思うものです。

相手が喜ぶと思うからです。

これが2番の「共感」です。

相手の「やって欲しい」と思っているであろう気持ちに、共感しているのです。

「やって欲しいでしょ」「やってあげるね」

と思うのです。

そして「もっとやってあげなきゃ」「足りないんじゃないかしら」と思い、これだけしかしてあげられない自分を申し訳なく思い、下手に出たりします。

それで、自分の部屋はボロボロ、彼氏の部屋はピカピカ、なんて事になっても、もっとしてあげなくちゃ、と思うのです。

自分のして欲しい気持ち「依存心」が大きければ大きいほど、相手に多くをしてあげなくちゃいけない、と思うのです。

自分がして欲しいからです。

依存心の少ない、人にやって欲しいと思っていない人は、むやみに人の世話を焼いたり、過剰サービスをしたりはしません。

なぜなら、自分だったらやって欲しいなんて思わないので、人もやって欲しいと思っている、などとは考えないのです。

自分でできる事はまず自分でやる、という事が当たり前だと思っている人は、人も当然そうだろう、とまず考えます。

必要以上にやることは、相手を「できない人」「助けが必要な未熟な人」と判断している、という事にもなるのです。

ですので、明らかにおかしいほど、一方が多くを負担する関係を続けている人の心の奥には、「自分も立場が変われば、明らかにおかしいほど相手に多くを負担してもらっても当然」という大きな依存心がある、という事なのです。

そして、相手が欲しいものを一生懸命与えている自分に、満足したり、達成感を感じたりするのです。

この満足感、達成感が5ばんのメリットです。

本人にとっては、この満足感、達成感がかけがえのないメリットなのです。

ですので、周囲が反対しても、なかなかその関係をやめる事ができません。

この関係をやめるには、自分の中の「大きな依存心」に気づき、「依存心」を減らし「自分でやるべき事はまず自分でやる」という気持ちを増やす必要があります。

そうすると、「自分ばかりが負担するおかしな関係」がバカらしくなって、その関係を終わらせる事ができます。

ということで、依存、共感、メリットの3つの心理が作用して、自分の部屋を片づけられない、というケースのお話をいたしました。

このような心のカラクリに、気づいて行動している人はほとんどいないと思いますし、今のお話はほんの一例に過ぎません。

片づけられないという問題には、100人いれば100通りの心の原因があります。

こんな事を言っている私も、この依存、共感、メリットの3つの心理による過剰サービスを、片づけ以外の場面でもよくやってしまっていました。

それが、「自分がやるべきことまで人にやって欲しい依存心の大きさからくる行動だ」という事に気が付いてからは、自分がやるべき事は自分でやるのが当たり前!と自分に言い聞かせ、動くようにしています。

必要以上に人の世話を焼く事も、やめるようにしています。

やってみると、その方が気持ちがスッキリするんですよね。

今日は「片づけられない心の闇」という事で、依存、共感、メリットの3つの心理が作用した、片づけられない心の闇、とも言える心理についてお話いたしました。

皆さん、どのように感じられましたでしょうか。

この「心の闇」のお話はまだまだたくさんありますので、興味がありましたらぜひコメントをくださいね。

お待ちしています♡

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