部屋が汚い人の特徴【後回し癖】
今日はリクエストをいただきまして、部屋が汚い人の特徴について掘り下げてお話ししたいと思います。
以前「部屋が汚い人10の特徴」という動画をYOUTUBEに投稿しましので、まだご覧になっていない方は是非一度ご覧になってみてください😊
今回は「後回し癖」についてお話ししたいと思います。
「後回し癖」とは文字通り、やるべき事を後回しにしてしまう癖の事ですが、これは片付けや掃除に限ったことではありません。
仕事でも約束でも、すぐにやらず後回しにしてしまう事が習慣になってしまっているという事です。
癖とはすでに出来上がった、思考回路と行動パターンによって作られます。
例えば、部屋にゴミが落ちているのを発見した時「ゴミを拾ってゴミ箱に入れる」というのが一般的な行動だとします。
この一般的な行動をとる人というのは、
ゴミを発見→ゴミ箱に入れる
やる事を発見→すぐやる
という思考回路がすでに頭の中にあるので、すぐ行動に移る事ができます。
(やる事と判断する基準は人それぞれ違います)
一方で後回し癖のある人は
やるべき事を発見→面倒な事はやらない
という思考回路が頭の中にあるので、ゴミを発見→スルーする、つまりゴミを放置するという行動をとります。
面倒な事はやらない、という思考回路があるのですが、さすがに全くやらないのはいけないと思うので「後でやろう」という気持ちを付け足して、その場をやり過ごします。
結果いつも部屋は散らかったままで、使いにくい居心地の悪い部屋に住み続ける、という事になります。
思考回路の基礎のほとんどは6歳までの幼児期に作られますので、幼児期には困らなかった事が大人になった現在、自分に不利益を与えているとしたら、癖つまり思考回路を変え、行動パターンを変えれば良いわけです。
癖を変える代表的な方法は2つある、と私は考えています。
1つはショック療法のような方法です。
例えば「部屋が汚い為に大好きな人に嫌われた」「部屋が汚い為に重い病気になって苦しんだ」等、その癖のおかげでとても嫌な目に合うと、もうその癖をやめよう、と強く思うので変える事ができます。
これはとても効果がありますが、誰もこんな酷い目に合う前に自分を変えたいと思いますよね。
もう一つは、少しづつ時間をかけて癖を変える方法です。
これは、毎回の行動を意識的に変えていく方法です。
ゴミを見つけたら必ずゴミ箱に捨てる、と心に決め、その行動を繰り返します。
何回、何十回と繰り返すうちにそれが当たり前になり、意識せずとも出来るようになります。
そのうち、ゴミを見つけて放置しておくことが気持ち悪く感じるようになります。
こうなると、完全に思考回路が変わり後回し癖がなくなったと言えます。
ですが、これには本人の意思が強く固まっていない場合、なかなか続ける事ができません。
以前の古い思考回路「面倒なことはやらない」がまだ強いうちは、その古い思考回路を打ち消す強い新たな思考回路がなければ、古い回路に負けてしまいます。
ですので、本人が「絶対にやろう」「変える必要がある」と思わなければ、癖を変えることは難しいのです。
その為には、その癖による「デメリット」と変えた時の「メリット」をはっきりと認識する事が大切です。
「後回し癖」による「メリット」と「デメリット」を本当に理解すれば、癖、習慣を少しづつ変えていく事が出来ます。
言ってみれば人は、自分の望むどんな性格、習慣をも持つことが出来ると言えるのです。
憧れのあの人のようになりたい、と思ったとしたら、すこしずつ癖、習慣を変えていけば良いのです。
魔法の様にすぐに変わるということはありませんが、癖、習慣を変えれば、その人自身とその後の人生が確実に変わっていきます。
私もこのやり方で、少しづつ自分をなりたい自分に変えているところです☺
(現在は夜型の生活を朝方に切り替えている最中です)
私達は、自分の意志で、人生を変えていく事が出来るのです。
素晴らしいですよね!
⇓⇓ 以前このブログで投稿した「部屋が気汚い人10の特徴」を文章で読みたい方はこちらをご覧ください。