子供のお片づけ 親がやりがちな失敗!!

子供のお片づけ 親がやりがちな失敗!!
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今日は子供のお片づけ、親が「やりがちな失敗」というテーマで、お話しいたします。

お子さんの年齢は、だいたい歩き始めるようになってから、小学校入学前くらいを対象にお話しています。

子供のお片づけで親が「やりがちな失敗」という事ですが、私も子供が小さい頃はよくやってしまっていた事なんです。

それは、子供にモノを「与えすぎる」ということです。

子供が喜ぶ姿を想像して何かを買うことは、親にとっての楽しみの一つですよね。

おじいちゃん、おばあちゃんにとっても、孫が喜ぶ姿を見るのは、とても嬉しいことですよね。

また、子供の将来に役立つような絵本や知育グッズなど、たくさんあればあるほど子供の為になるような気がしますよね。

ですが、これが逆効果、もしくは親子ともにストレスの原因になってしまう事もありますので、注意してくださいね!

幼児にたくさんのオモチャを与えた場合と、少ししか与えなかった場合の研究結果として、少ししか与えられなかった幼児たちは、一つのオモチャで長く遊ぶようになり、そのオモチャでいろいろな遊び方をするようになった。

というデータがあります。

これは、モノが少ないと、自分から工夫をして遊ぶようになる、そして一つのものに集中するようになる、つまり集中力がつく、と言えますよね。

逆に言いいますと、モノが多いと、工夫しなくても様々な遊びができるので、考える力が育たない、そして気が散りやすくなる、ともいえると思います。

また、次々と与えられると、それが当たり前のことになるので、もらった時の喜びも小さいですよね。

そして、それをいつまでも大切にしようと思う気持ちも減りますよね。

知育のオモチャも、オモチャによってどこの部分の知性を発達させるか、という得意分野がありますよね。

ですがそれは、そのオモチャで繰り返し遊ぶことによって、特定の脳の回路を発達させることが出来る、というわけですので、次々とオモチャを変えていたのでは、せっかくの知育オモチャも、目的を果たす事ができません。

そして、肝心のお片づけに関してですが、モノがたくさんあればあるほど、子供にとっても親にとっても片づけが大変になりますよね。

子供にとって、自由に取り出すのは楽しい事ですが、決められた場所に戻さなければいけないお片づけは、あまり楽しい作業ではありません。

ですので、片づける数が多いと大抵途中で飽きてしまいます。

また、もともと子供は片づける事に興味がありませんので、戻す位置がそれぞれ違う場合には、更にやらなくなってしまい、お父さんやお母さんのイライラが募ることになってしまいます。

私も子供がおもちゃ箱からオモチャを次々と出して、何度片づけても毎日毎日同じことをやるものですから、本当に疲れ果てた時期がありますよ。

その頃は、オモチャの数が少ない方が子供の想像力や工夫する力、そして集中力までつくかもしれない、なんて事は知りませんでしたので、毎日毎日一生懸命片づけていました。

あの頃の自分に教えてあげたいですね。

モノを多く与える事は子供の為にならない可能性もある上に、お金もかかるし、場所もとる。

そして、お片づけの大変さが増える。

だとしたら、子供に与えるモノの数を減らすことが、お片づけのストレスを減らし、毎日をハッピーに変える助けになりそうですね。

そこで、子供にモノを与えすぎない4つの工夫

をお話します。

  • 知育グッズに関しましては、先ほども言いましたように、ある知性を発達させるためには、特定のグッズで繰り返し遊ぶことによってその回路を発達させることが出来るわけですので、やみくもに数多く与えることが逆効果になってしまう事も多い、という事をよく理解していただくと、買い与えすぎが減るのではないでしょうか?
  • プレゼントは例えばクリスマス、誕生日、進級祝い、と決めておくといいですね。大人同士が最初に話し合って決めておきましょう。
  • また可能な範囲で、いただきモノはリクエストができるといいですね。そうすれば、いただいたけれど使わない、というモノが減りますね。
  • そして、すでにあるオモチャで違う遊びを工夫するなどの提案を、親がまずしてあげましょう。親が見本を見せる事で、子供も工夫して遊ぶ習慣がついてきますよ。

ということで、今日は子供のお片づけ、親が「やりがちな失敗」というテーマで、お話しいたしました。

皆さんのお片づけの参考になれば嬉しいです。



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